なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】

「口だけ女」

「そんなっ」

「やめなさい秀太郎。このお嬢さんが一番きついんだから」

「うるさいわよ黙ってて。ずっと黙って聞いてりゃキャンキャンキャンキャンうるっさい犬っころのようにようしゃべること。内容はバカみたいにどうしようもないことばかりじゃない」

 そんなこと...言わなくてもいいじゃん。私だって好きでこうしたわけじゃない。いろいろ考えた末の結論だもん。苦しかったんだからね。

 すごくすごく辛くて、すぐそこにある手を掴みたかったんだよ。でも、それはできなかったんだもん。

 できなくしたのは私だけどだって...

 だって......

「その変な顔はまた、だって、だって、とか考えてんでしょ? 違う?」

 口調きついとは分かっているけれど、今はやめてよー。それでなくても崩れそうなのに。

 でもなんで秀太郎さんがここにいるの?

 もしやもしやもしや、考えたくないけどパトパトパトパト...パトロン...とか?

 おじさまの顔と秀太郎さんの顔を見比べてしまう品のない私に自分自身で幻滅した。

 思うんだけど、なんか、この二人って...



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