なにやってんの私【幸せになることが最高の復讐】
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さて、あのバーの事件から数時間後、私たちはテーブルを挟んでややしばらくにらめっこ状態だ。
この短時間におきたことを整理してこれからどうするか、頭の中でまとめていて、いや、うん、あの、萩原さんはもうとっくにまとまってると思うんだけど、私がまだぜんぜんまとまってない。
だからまずは私のダメダメなところをまた紙に書き起こしてみた。
1、自分のものさしで考えて行動する。ネガティブ思考で思い込みが激しい。
2、深く考えず回りをよく見ない。
3、自分を見せない、言わない、教えない。で、我慢する。
4、人に頼らない。
5、.........
「あのさ、もうそのくらいでやめといたら?」
いつの間にか下唇を噛み締め、眉毛八の字、目に涙をためて、握りこぶしグーにして自分のダメさかげんにうちひしがれてる私がいた。
「...そうします」
「だったらさ、1は、ひとまず俺に話をしてみたらいいんじゃない?」
「...否定しない?」
「否定なんてしないよ。お前はどんだけ苦しい道を歩いてきたの? 人の言うことはまず肯定するから安心して。少しでもおかしいと思ったことはまず口にだしてみて。2は、まぁ、これは俺にも言えることだから、そのためにお前を傷つけてたこともあるし悪かったと思ってる。だからこれはお互い気にしてそうならないようにしよう」
「...うん」
「3は、まぁ、これもまず少しずつ俺にだけ見せてみたらいいんじゃない? 否定しないから」
「はい」
「4は、これはあれだね、俺だけを頼ればいいんじゃない? 一緒に乗り越えられると思うよ」
「うん」
「じゃあ...」