狡猾な王子様
瑠花さんは可愛い外見に劣らず、内面も本当に素敵な女性だと思う。
そんな私の気持ちなんて知らない彼女は、英二さんと楽しそうに話していた。
その内容はやっぱり旦那さんのことで、さっきと同じようにからかわれている瑠花さんの頬が少しだけ赤くなっていた。
それから程なくして、英二さんが私に柔らかい笑みを向けた。
「冬実ちゃん、瑠花ちゃんをよろしくね」
「はい」
「瑠花ちゃん、手伝ってくれてありがとう。今度、理人と食べに来て」
「こちらこそ、お手伝いできて楽しかったです。近いうちに理人さんとお伺いしますね」
「待ってるよ。一応、理人によろしく言っておいて」
「わかりました」
「あ、ついでにお礼もね」
「はい、伝えておきますね」
なぜか投げやりな表情を見せた英二さんに、瑠花さんはクスクスと笑いながら頷いていた。
「じゃあ、気をつけてね」
そして、私たちは笑顔で手を振る彼に見送られて、木漏れ日亭を後にした。
そんな私の気持ちなんて知らない彼女は、英二さんと楽しそうに話していた。
その内容はやっぱり旦那さんのことで、さっきと同じようにからかわれている瑠花さんの頬が少しだけ赤くなっていた。
それから程なくして、英二さんが私に柔らかい笑みを向けた。
「冬実ちゃん、瑠花ちゃんをよろしくね」
「はい」
「瑠花ちゃん、手伝ってくれてありがとう。今度、理人と食べに来て」
「こちらこそ、お手伝いできて楽しかったです。近いうちに理人さんとお伺いしますね」
「待ってるよ。一応、理人によろしく言っておいて」
「わかりました」
「あ、ついでにお礼もね」
「はい、伝えておきますね」
なぜか投げやりな表情を見せた英二さんに、瑠花さんはクスクスと笑いながら頷いていた。
「じゃあ、気をつけてね」
そして、私たちは笑顔で手を振る彼に見送られて、木漏れ日亭を後にした。