シンデレラのSweetなお時間
「お前じゃないと、って…そう頼られたら、拒めなかったんです」
お前だけ、お前だから、そう頼まれる度に折れていた。
それは愛情なんかじゃないって分かっていたのに。
「利用されてるなんて、分かってたんですけどね」
そして結局全部失った、バカな自分
「……」
あはは、と笑顔を作って誤魔化す私に、航さんは背中を向け照明の角度を調整する。
「つまらねー女」
「うっ!」
「ちょっと航!あんたは相変わらず…」