シンデレラのSweetなお時間
ーガチャ、
「悪い、遅くなった…、?どうした?」
「い、いえ…なんでも…」
「さっ、さぁ文乃ちゃん!支度しましょ!」
つまらない女、その一言にヘコむ私に何事かと首を傾げる玲二さん。
そんな空気を誤魔化すように、ハルミさんは私の背中を押して奥の部屋へと入って行く。
(…つまらない、か)
そう言われても当然かもしれない。
利用されてても求める相手のまま、与えては身を削って
役にたちたい、求められるのなら与えたい、お金なんて惜しまない。
そんな私はきっと彼から見れば滑稽で、だからこそ同情も愛情もわかなかったんだろう。
躊躇う価値もない。
お金を搾り取り切った私には、用はないから。
愛情なんて、なかったから。