シンデレラのSweetなお時間
そしてスタジオの外へと出れば、そこには一人待つ玲二さんの姿
「お待たせしました…」
「あぁ。…何か別人のようだな」
「はい、私も不思議な感じです」
笑いながら歩き出せば、街はクリスマスの音楽とイルミネーションに溢れる。
「メガネ無しで、大丈夫なのか?」
「あ…はい、視界はぼやけてますが何とか…わっ」
話しながらもつまずく足に、彼は咄嗟に私の腕を掴み転びかけた体を引き止めた。
「…危なっかしい奴だな」
「すみません…」
小さく笑っては腕を離し、すっと差し出される手
「…?」
「転ばないように、手をつなごう」
「……」
その優しさがまた嬉しくて、大きなその手をきゅっと握った