シンデレラのSweetなお時間



伝わるのは、冷たい体温

イルミネーションの光る、通り沿いの道を行く恋人たち

そんな中を手をつなぎ歩く私と彼も、そう見えるのだろうか



(…だったら、嬉しいな)



例え今だけのものだとしても





「…えと、どうしましょうか?」



「そうだな…もう10時か、行ける所も限られる」



「……」



「…ついてこい」



「?」



そう少し考えては足を進める玲二さんに連れられるがまま駅へ向かい、電車に乗り乗り換えをしてはやってきた場所

そこは、都内でも有名な大きな観覧車のあるデートスポット。



景色を彩る見事なイルミネーションたちに、流れるロマンチックな音楽

人の入りはピークを越えた様子で、既にまばらとなっている。そんな中を歩いては、観覧車の乗り場へと足は向かう




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