シンデレラのSweetなお時間
「こら、ソラ。人の頭に手を置くんじゃない」
その声に顔を上げると、そこには左手でカップを二つ持つ澤村主任の姿。
彼はそのまま、猫の首根っこを右手でつまみぶらんと持ち上げる。
「ソラくんって言うんですか?」
「あぁ。そら豆、のソラだ」
「……」
なぜそら豆…?
首を傾げる私に、目の前のガラスのテーブルにカップが二つ置かれる。
「人見知りしないのはいいが、人間に対してやや偉そうな所があってな。ちなみに先程の行為は自分より下に見ている証だ」
「ええ!?」
出会ってすぐ格下認定された!?
衝撃を受ける私に、主任は猫…ソラくんを抱っこして私の隣へと座る。