孤独と嘘と愛に騙されて。
「 ふーん、ならいいけど。 」
玲太はそれだけ言って
こうあとに続けた。
「 今週の日曜、暇? 」
頭の中のスケジュール帳をめくってみる。
日曜、かあ。
特に何もなかったような。
そう確認すると私は口を開いた。
「 暇だけど、なんかあるの? 」
玲太の学校の行事とか?
んー、違うか。
思い当たることを想像してみたけど
玲太の要件は結局分からず
彼の次の言葉を待つことにした。
そして私はその言葉に驚きを隠せなかった。
「 遊園地、水族館、俺ん家、さあ選べ! 」
「 はぁ!? 」
与えられた3つの選択枠。
何が言いたいのかもよく分からないまま
私は答えを求められる。
えっと、とりあえず玲太の家はありえないでしょ?
だって汚そうだし?
んで、水族館は ... 。
あーだこーだ考えてるうちに
「 ごー、よーん、さーん、にー。 」
玲太のカウントダウンは進んでいく。
そして最後の1を言いかけた時
「 遊園地っ 」
私は答えを出した。