孤独と嘘と愛に騙されて。


そのまままっすぐ家に帰り、
私は自分の部屋に閉じこもるしかなかった。
ピンク色でふかふかのベットにぼふっと飛び込み、
携帯の画面を見ると
通知が二件。




『 なんかさっきごめんな。
  あと、いちいち報告することじゃないと思ったんだけどさ
  明日、春とデートすることになった。
  嬉しいはずなのに、なんなんだろうな。 』



一件目は廉くん。
なにこれ、意味わかんないよ。
何が言いたいんだろう?
返信、するべき?
んー、まあいっか。
なんて自問自答は終わり。



次の通知。


『 明日迎えに行くから準備すませとけよ。 』


短い文章。
玲太からだった。
小さいころと何も変わらない扱い方。
それが一番心地よくて
廉くんと一緒にいる時より安心する。



明日、私は
廉くんに選んでもらったこの服を着て
玲太とデートするんだ。
複雑すぎるよ、こんなの。
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