雪だるマフラーのレビュー一覧
5.0
1万字にも満たない短編を読んだとは思えません。
深く物語に沈み込んで、いつのまにか冷たい空気の中にいたような。それくらいどっしりと、色々な思いが積もったストーリーでした。
雪だるまが寒くないように、マフラーを巻いてあげる。
たったそれだけの優しさを、自分にも与えてほしいだけ。
イルミネーションが街を彩る季節に、雪と一緒に紡がれた思い。
華やかな背景だからこそ、余計に切なさが込み上げてきたのかもしれません。
彼女はこの先、きっと何度も彼を思い出して胸を痛めるのでしょうが、いつかこの日々を思い出して、そして笑える日がくればと願わずにはいられません。
ぎゅっと胸を締め付ける、素晴らしい物語をありがとうございました。
ぜひ、皆さまご一読を。
人に言えない関係を続ける主人公。 割り切っていたはずだった。覚悟もしていたはずだった。 それでもいいくらい、好きだった。 幸せなクリスマス。クリスマスと言えば、そんなキラキラしたイメージがパッと浮かんでくるけれど、その分寂しさは増すのだろう。 それも覚悟の上だった、とはいえ、寂しさがなくなるわけではない。寒さが和らぐわけでもない。だから、ぬくもりを欲してしまう。 マフラーと、クリスマスと、雪だるま みっつのアイテムがどれも切なく心に残りました。 彼女の一歩が、どこかで、暖かなマフラーに、それを手にする人に、続いていることを願います。 寒く切ないけれど、とても愛おしいクリスマス短編をありがとうございました。
人に言えない関係を続ける主人公。
割り切っていたはずだった。覚悟もしていたはずだった。
それでもいいくらい、好きだった。
幸せなクリスマス。クリスマスと言えば、そんなキラキラしたイメージがパッと浮かんでくるけれど、その分寂しさは増すのだろう。
それも覚悟の上だった、とはいえ、寂しさがなくなるわけではない。寒さが和らぐわけでもない。だから、ぬくもりを欲してしまう。
マフラーと、クリスマスと、雪だるま
みっつのアイテムがどれも切なく心に残りました。
彼女の一歩が、どこかで、暖かなマフラーに、それを手にする人に、続いていることを願います。
寒く切ないけれど、とても愛おしいクリスマス短編をありがとうございました。