ド天然!?魔女っ子の秘密
しばらくすると二人がやってきた。

手を繋いで。


「おかえり」

「ただいまー」

「遅かったね?」

「混んでたんだって」

美玲が言った。


雅人と手を繋いでいるからなのか、いつもの数倍嬉しそう。

ほんと、美男美女のお似合いカップルだ。


「あぁ。今から料理作るから、ちょっと待っててな?」

「あたしも手伝うよ」


美玲が提案している。


「よろしくな」


微笑む雅人。



あー、完全に二人の世界だよ…

あたしの存在を無視して、二人っきりの会話。


完璧にあたしのこと忘れてるよね?

別にいいけど…


ちらっと二人の顔をみると、本当に嬉しそう。




こんなに幸せそうだとね、


いいな、なんて

羨ましい、なんて


思ったりも、しちゃうよ…


あたしも翔太と、なんて考えちゃう。



あたし、二階の自室に行っていよう。


もう、このピンクでハートが飛び交っているような空間に居ることに耐えられない。

あたしも、なんて醜い感情が発生するだけだ。
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