ド天然!?魔女っ子の秘密
「戦ってほしい」
「…なぜ?」
「由良に認めてほしいんだ。俺の強さを」
「…何のために?」
そんな今更戦わなくとも、ソルテリッジ魔法学園のSC4であり星使い一族としてかなりの実力を持っているとは思ってるんだけど…
「お前は…"ガーネット"は、いつの日かサファイアと戦うんだろ?」
雅人は、話が話なため配慮したのか、小声だった。
「……」
この人は…一体何を言い出すつもりなんだろうか…
「その時に、俺も一緒に戦わせてくれ」
「…なぜ?」
「俺、翔太を助けたいんだ。あいつは…俺の親友だから」
雅人の目は真剣だった。
うーん…気持ちは分かるんだけどねぇ?
あたしの一存では決められないことがありましてですね…
そういう重要なことは、当主であるお父様に聞いてみないと…
そう伝えると、「じゃあ今聞けよ」と雅人が言うので、あたしは渋々電話をかけた。
すると
『お前が認める者なら、まぁいいだろう』
というあり得ない答えが帰ってきた。
そこであたしは雅人に
「放課後に戦って、その強さを見極める」
と伝えた。
…で、今に至ると。
「…なぜ?」
「由良に認めてほしいんだ。俺の強さを」
「…何のために?」
そんな今更戦わなくとも、ソルテリッジ魔法学園のSC4であり星使い一族としてかなりの実力を持っているとは思ってるんだけど…
「お前は…"ガーネット"は、いつの日かサファイアと戦うんだろ?」
雅人は、話が話なため配慮したのか、小声だった。
「……」
この人は…一体何を言い出すつもりなんだろうか…
「その時に、俺も一緒に戦わせてくれ」
「…なぜ?」
「俺、翔太を助けたいんだ。あいつは…俺の親友だから」
雅人の目は真剣だった。
うーん…気持ちは分かるんだけどねぇ?
あたしの一存では決められないことがありましてですね…
そういう重要なことは、当主であるお父様に聞いてみないと…
そう伝えると、「じゃあ今聞けよ」と雅人が言うので、あたしは渋々電話をかけた。
すると
『お前が認める者なら、まぁいいだろう』
というあり得ない答えが帰ってきた。
そこであたしは雅人に
「放課後に戦って、その強さを見極める」
と伝えた。
…で、今に至ると。