甘い恋の始め方
2課へ戻ると真っ先に置きっぱなしのスマホを手に取り、悠也から連絡があったか確認する。
悠也の連絡が怖い……だが着信はなかった。
ガクッと気落ちして手からスマホが滑り落ちる。慌ててキーボードの上に落ちたスマホを拾うと、バッグの中へしまった。
それから悠也を頭から切り離して仕事に集中しようと努めるが、いつの間にか考えていることは彼のことだった。
仕事がはかどらず、残業決定だ。
デートの約束がある加奈はそんな理子を心配しながら帰って行った。
部屋にいるのは課長と理子だけ。
静かな部屋に時折、キーボードを打つ音が響く。
理子の瞳はパソコンの画面と手元に置いてあるスマホを行ったり来たり。
(久我副社長、私に幻滅しちゃったよね……)
鳴らないスマホを見て何度ため息をついただろう。
幸いなことに課長の席が離れていて良かった。
再び大きなため息をついてしまい、ちらっと課長を見てから画面に視線を向けた理子は目を見張る。
「あっ!」
画面に大きなドッドがたくさん出来ている。
悠也の連絡が怖い……だが着信はなかった。
ガクッと気落ちして手からスマホが滑り落ちる。慌ててキーボードの上に落ちたスマホを拾うと、バッグの中へしまった。
それから悠也を頭から切り離して仕事に集中しようと努めるが、いつの間にか考えていることは彼のことだった。
仕事がはかどらず、残業決定だ。
デートの約束がある加奈はそんな理子を心配しながら帰って行った。
部屋にいるのは課長と理子だけ。
静かな部屋に時折、キーボードを打つ音が響く。
理子の瞳はパソコンの画面と手元に置いてあるスマホを行ったり来たり。
(久我副社長、私に幻滅しちゃったよね……)
鳴らないスマホを見て何度ため息をついただろう。
幸いなことに課長の席が離れていて良かった。
再び大きなため息をついてしまい、ちらっと課長を見てから画面に視線を向けた理子は目を見張る。
「あっ!」
画面に大きなドッドがたくさん出来ている。