甘い恋の始め方
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それから理子の目が覚めたのは7時間後のことで、夜の11時を回っていた。
目を開けると、自分の部屋ではなかった。
すぐに悠也の寝室だとわかったが、部屋に彼の姿がない。
(今何時……?)
ベッドサイドの時計に頭を向けた途端、理子は飛び起きた。
「11時っ!?」
しわがれ声は変わっていなかったが、気分はスッキリしていた。けれど、汗びっしょりで、男物のパジャマが濡れてしまっている。
「悠也さんのパジャマ……あっ!」
ブラジャーはしておらず、素肌にパジャマを着ていた。着替えさせられたことも記憶にない。
困惑しているところへ悠也がトレーを持って入ってきた。
シャワーを浴びたのか、ほんの少し髪が濡れていて男の色香を漂わせている。その姿にもやはり理子の心臓はドクッと高鳴ってしまう。
「悠也さん……」
「目が覚めたばかり? ちょうど起こそうと思ったところなんだ。食べて薬を飲まないとね」
トレーをベッドのサイドテーブルに置いて、ベッドの端に悠也が腰をかける。
それから理子の目が覚めたのは7時間後のことで、夜の11時を回っていた。
目を開けると、自分の部屋ではなかった。
すぐに悠也の寝室だとわかったが、部屋に彼の姿がない。
(今何時……?)
ベッドサイドの時計に頭を向けた途端、理子は飛び起きた。
「11時っ!?」
しわがれ声は変わっていなかったが、気分はスッキリしていた。けれど、汗びっしょりで、男物のパジャマが濡れてしまっている。
「悠也さんのパジャマ……あっ!」
ブラジャーはしておらず、素肌にパジャマを着ていた。着替えさせられたことも記憶にない。
困惑しているところへ悠也がトレーを持って入ってきた。
シャワーを浴びたのか、ほんの少し髪が濡れていて男の色香を漂わせている。その姿にもやはり理子の心臓はドクッと高鳴ってしまう。
「悠也さん……」
「目が覚めたばかり? ちょうど起こそうと思ったところなんだ。食べて薬を飲まないとね」
トレーをベッドのサイドテーブルに置いて、ベッドの端に悠也が腰をかける。