甘い恋の始め方
理子はヒールの音を響かせて、自宅へ戻った。
自宅へ戻ってからコンビニに寄ってくるのを忘れた。お弁当を買って帰ろうと途中まで思っていたのだ。
浩太に会って動揺していたらしい。
コートを脱ぐと、キッチンの棚を開ける。
「カップラーメン……あった!」
悩める乙女、いや三十路の乙女だけど、お腹は空く。お昼を軽く済ませたせい。
お湯を沸かしている間に、ポストに入っていたダイレクトメールに目を通す。ほとんどが通販や保険の勧誘のダイレクトメール。その中に一通の薄ピンク色の封筒が紛れていた。
結婚披露宴の招待状……高校で仲が良かった友人からだった。彼女は証券会社でバリバリ働いて、今は女性ながら係長職についていると聞いていた。
(優菜は結婚しないキャリアウーマンだと思っていたんだけどな)
ひとりわびしくカップラーメンを食べたあと、シャワーにしようかと思ったが、冷えた身体をゆっくり温めたくてお風呂にした。
以前、悠也のバスタブで使ったローズの香りのバスボムを、彼はその後たくさんプレゼントしてくれていた。
ひとつ500円くらいするものだから、毎日使うわけにはいかないが、今は自分を甘やかしたくて湯船にバスボムを投下し、ゆっくり身体を沈めた。
自宅へ戻ってからコンビニに寄ってくるのを忘れた。お弁当を買って帰ろうと途中まで思っていたのだ。
浩太に会って動揺していたらしい。
コートを脱ぐと、キッチンの棚を開ける。
「カップラーメン……あった!」
悩める乙女、いや三十路の乙女だけど、お腹は空く。お昼を軽く済ませたせい。
お湯を沸かしている間に、ポストに入っていたダイレクトメールに目を通す。ほとんどが通販や保険の勧誘のダイレクトメール。その中に一通の薄ピンク色の封筒が紛れていた。
結婚披露宴の招待状……高校で仲が良かった友人からだった。彼女は証券会社でバリバリ働いて、今は女性ながら係長職についていると聞いていた。
(優菜は結婚しないキャリアウーマンだと思っていたんだけどな)
ひとりわびしくカップラーメンを食べたあと、シャワーにしようかと思ったが、冷えた身体をゆっくり温めたくてお風呂にした。
以前、悠也のバスタブで使ったローズの香りのバスボムを、彼はその後たくさんプレゼントしてくれていた。
ひとつ500円くらいするものだから、毎日使うわけにはいかないが、今は自分を甘やかしたくて湯船にバスボムを投下し、ゆっくり身体を沈めた。