月の絆~最初で最後の運命のあなた~



「まあ、いいか」


 邪魔者が消えてよかったが、また誰か来るかもしれない。


(張り紙でもしておくか)


 扉を閉めて、紙を探そうと狼呀が振り返ったところで、バスルームの扉が開いた。


「このTシャツ、洗って返すから」


「いや、別に気にしなくていい」


 狼呀好みの太ももはジーンズに隠れ、肩もロングTシャツに隠されてしまった。



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