馬鹿バッカ!俺高校生!
『セイジ、能書きは置いといて、まずは食べてみたらどぉだ』


ニュートシヒコが俺に言う

『でもトシヒコ、君の快気祝いなのにチキンなライスなんて…俺ガッカリで』



『ハァ〜君がそんな外見で判断する人だったなんて僕は君にガッカリ君だよ…』



ガッカリ――――ン



『そっそんなぁ〜俺がガッカリ君だなんて、そんな風に思われたくない!!』


俺はスプーンを一度コップのお冷やにつけてから


チキンライスを一口頬張った




『なっなっなっんて美味しいんだ……』



一口しかまだ食べていないというのに


味と味とのハーモニーで


お口の中はすでにオペラハウス…いやっオペラマウスと化している!!



『ホフホフッオホッジュルチュル〜ン』



口からこぼれるメロディー


オーケストラそのもの!!!




のだめカンタービレ!!!!!!


俺はアッと言う間にチキンライスをたいらげていた



『ごちそうさまでした…』



『セイジ、お口にめしたようだね』



『あぁトシヒコ、最高のランチだったよ』



料理でも人間でも見た目より中身が大切なことに気付いた15(才)の昼だった…
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