暗雲に、光。
そう叫びながら、俺は仲間に切っ先を振りかざす。
「止めろ―――-っ」
もう、決めたんだよ、新八。
俺の誠は、志は、とうに消えたかもしれないって思ってたけど。
「頼む、刀を納めてくれ!!」
どこかで、まだ探してたんだよ。
『仲間を守る為に、俺は刀を持ちます』
そう誓ったのだから、責任とか考える前に、“かつての仲間”にでも刀を向けるしかない。
「平助――――止めろ・・・・・・っ」
次々に切りかかる新撰組の隊士に刀を振るいながら、そう叫ぶ新八の声が聞こえた。