天才少女
「ミスは誰にでもある。それに、あっちより江戸時代のほうが楽しいし…」


「ありがとうありがとう!いやー最悪、羽もぎ取られると思ってたからさー」


そう言って助かった助かったと連呼する神。


「そういえば、名前は?」


「はっ!そうだった!役職名、ゼウス。真名をレイです!」


ゼウス…?
あの、ゼウス?

全知全能のゼウス?


「ピンポンー!大正解!」


こいつ、またさらりと心読んだな?


「じゃあ、謝るだけが用事ならもう帰るよー?」


「ストップストップ!まだ用事はおわってない!」


まだあるの?

早く帰って店の手伝いしたい…


「えーと…君には僕を補佐するミカエルになって欲しいんだ!」


ミカエル?


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