君想歌
真っ赤な紅葉印が頬に浮かぶ。

そう上手くいくわけもなく。


見事なまでに空振りした腕を
余裕の表情で捕られ。

和泉は舌打ちをして
悔しさを露にする。


そればかりか。

そのまま捻り上げてきた
土方に悲鳴をあげた。


物理攻撃に出るのを諦めて
睨む。


「猫みてえだな」


腕を擦りながら土方と
距離を取ると呟きが
耳に入った。


もちろん土方は手加減した為
少し赤くなった程度だが。


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