サクセスラブを この手に
「君とランジェリーショップへ行ったと白状した。」

「一緒に行ったわ。ティムが将来恋人ができた時に役立てたいと言うから、私が買うものを見ていただけよ。」

「見ていただけでも充分だ。怒られて当然だろ?ティーンには刺激が強すぎると思わなかったのか?」

「今思うとそうだったかもしれないけど、16歳と言えばガールフレンドがいてもおかしくない歳よ。それに一人だと入れない店だし彼も興味があると思うわ。そばに母親がいたらこっそりランジェリーものぞけたかもしれなかったでしょ?彼にはその機会がなかったし大目に見てあげてほしかったわ。」

「君は彼に甘いな。」

「そんなことはないと思うけど。」

「本当は彼に君を会わせてよかったと思っているんだ。君でなかったら彼は拒絶されていたかもしれない。ありがとう。少し肩の荷が下ろせたよ。君には感謝している。」

「ティムはあなたに似て物事を一つ一つ吸収しながら前に進めるタイプだとわかったの。初めて会った時、彼を拒む理由など一つもなかったわ。私がティムを好きになって当然だと思うわ。あなたの息子だから自然に受け入れられたの。おかしいかしら?」

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