サクセスラブを この手に
私は相変わらず派遣社員だった。

今日のランチはマーケティング部の原田紘一とカフェテリアで食べた。

彼とは高校の同級だった。そして私のバージンをあげた元彼。

「舞、派遣の方、続くね。」

「うん。」

「マーケの連中が飲み会のたびに君を呼び出して悪いね。」

「ううん、楽しいじゃない。」

「でも君のことだから恋人いるんだろ?都合悪いんじゃない?」

「心配無用よ。」

「それならいいけど。」

「紘くんは彼女いないの?」

「僕は仕事一筋だよ。来期は香港へ移動が決まっているんだ。」

「本当?どれくらい向こうに行っているの?」

「5年くらいかな。行ったヤツは皆5年で帰ってくるよ。」

「そうなの?」

「どうして?」

「何年くらいなのかと思って聞いてみただけ。」

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