Dear.
「私そんな事聞いてない!!」
火照る顔で、総司にそう言うと
「言ってないしねえ?」
と言って悪気は全くないと言った感じだ
「なら、話は早いなあ!!!
うんうん、総司も立派になったもんだ!
子供はいつ出来る?
俺は総司の親みたいな者だから、孫ということになるのか!
いやあ..、こんなに嬉しい事はない!」
「......。」
近藤様に関してはもう言葉も出ない
まだ、祝言もあげていなければそういう関係にも達していないのに、もう孫などと言った言葉が部屋を飛び交う
唖然としている私を見た総司は、なんとも楽しそうに、そして不敵な笑みを浮かべている
「頑張らなきゃね、慶...」
「なっ....!!!!」
さらに、まるでゆでだこの様に顔を真っ赤にする私とは打って変わって、周りの人間はなんとも楽しそうで、見据える先は子供、らしい。
「じゃあ、すぐにでも祝言を挙げねばな!」
「そうだな」
「慶の白無垢姿かあ。」
近藤様の言葉は純粋に聞こえるのだが、後者の二人のはどうしても不純にきこえてしまうのは何故だろう