私立聖星魔法学園
聖夜が淡々と説明する中、あたしは今朝の事故とさっき聖夜が言っていたことを考えていた







『コントロールできるようになれば、今朝のような事故はもう起こる事はない』









もしこのことが事実なら・・・あたしは・・・・・・・









「・・・~という訳なんですが、わかってもらえましたか?」





「・・・全然わかんない」






あたしの答えに苦笑いを浮かべる聖夜







「う~ん・・・どう言ったらいいんでしょう・・・」






どういえば伝わるか必死で考える聖夜をよそに、あたしは思っていたことを聞いて見た







「・・・ねぇ」







「はい?」






「さっき・・・・バリアがなんとかって言ってたよね」






「ええ、魔道師だけが使えるものです」






「それが・・・コントロールできるようになったら・・・・・・今朝のようなことはもう起こらないの?」









本当に・・・もう・・・・・









「もう・・・誰も傷つけなくてすむの・・・・・?」
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