私立聖星魔法学園
「これが・・・新しい制服」
ハドじいに案内された部屋にはマネキンに新しい制服が着せてあった
「どうじゃ?なかなかのもんじゃろう」
そう言って鼻を鳴らすハドじい
自分で言うのはどうかと思うが、納得してしまうほど綺麗だった
白をベースにした布地に赤いラインが入っており、左胸には校章らしきワッペンが縫い付けられている
「可愛い!これホントにあたしの制服⁉︎」
「他に誰がいるんじゃ?ほれ、それより早よ試着しておくれ」
興奮して制服を見ているあたしに苦笑しながらハドじいが急かす
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「うん!サイズピッタリだよ、ハドじい!」
さすがプロ、と改めて感心してしまうほどサイズはピッタリだった
「ねえ、このまま部屋まで着てってもいい?」
「好きにしするといい。それに聖夜にも見せてやらんとじゃろ」
「ありがと!」
「ワシはこの後出かけなにゃならんから、そのまま帰ってええからの」
「わかった、またねハドじい」
ハドじいに笑顔で手を振りながら部屋を後にし、聖夜が待つ部屋まで急いだ