雪恋ふ花 -Snow Drop-
夕方いつかの林道を通って、南ゲレンデに戻ってきた。
初めての日にこわごわ横切った斜面も、今は普通に滑ることができた。
宿に戻ると、入浴を済ませ、こたつで二人はいつしか眠っていた。
夕食の電話で目を覚ます。
今日も手のこんだ和食メニューが並んでいた。
春人は熱燗でほろ酔い気分だった。
部屋に戻ると、移動初日のあの心地良い疲れが押し寄せてきて、二人はそのまま布団を敷いて、ぐっすり眠ってしまった。