「婚約者のふりをしろ」
商店街の福引きで当てた豪華客船のパーティー券
そこで出会った合理主義の冷酷御曹司
まるで悪魔と契約を結ぶようだったけれど、あらがうことなんてできなかった
「お前を選んだのは、俺を絶対に好きにならないから」
愛のない偽りの婚約のその先は……
冴木 胡桃(さえき くるみ)
貧乏だけど明るく優しい頑張り屋
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東郷 彰貴(とうごう あきたか)
眉目秀麗、冷酷無比
東郷財閥の御曹司
偽りの婚約から始まる
シンデレラストーリー
【大変申し訳ないのですが、書籍化のため試し読みページのみの公開とさせていただきます】
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弁当屋で働く胡桃は、くじで当たった豪華客船のパーティーで、財閥の御曹司・彰貴と出会う。眉目秀麗だけど俺様な彼の第一印象は最悪。関わることはないと思っていたのに、突然「婚約者のふりをしろ」と命じられ、みんなの前で一方的に婚約宣言されてしまう。それ以降“偽のフィアンセ”を演じる胡桃を、優しく甘やかしてくる彰貴。胡桃は抗いながらも、身分違いの恋に落ちていき…!?
目次
- はじまりの鐘が鳴る
- 偽りの婚約は船上で
- 悪魔の契約
- 出会った時から、女として見ていたよ
- 運命を呪う
- お前以上に大切なものなんてない
- たそがれの密月
- 大富豪のエトセトラ
- 必然を飲み込むと終わりが見えた
- 君は二度、捨てられる
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