あんな別れ方をしたとはいえ彼を恨んだり、ましてや嫌いになったわけじゃない。
もしも再会できたら「久しぶり! 元気?」って笑顔で対応しようと決めていた。

けれど現実は、思い描いていた通りにはいかなくて……

「もう一度、俺と付き合ってほしいんだ」

およそ五年ぶりに会った彼は、より素敵になって、より大人になって
……さらに遠い人になっていた。

二度目の恋の結末は、昔よりもはっきりしている。
きっとまた傷つく。わかっているのに――

愛されている。大事にされている。でも苦しい。

『……よかった、私のこと少しは好きでいてくれたんだ』
過去が息を詰まらせて、いつも私は溺れてばかり。

2019.10.1~2019.10.28

☆ばんび★さん レビューありがとうございます!

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