「りゅー、頬っぺにチューしてあげる」 「お前、酔ってんだろ..」 「えー、酔ってなんかないってばぁ」 「じゃあ俺が口にしてやる」 酔うと甘えん坊になる女の子と、笑うことを忘れた男の子のお話。 ―・。*―・。*―・。*―・。*―・。*―・。*―・。 1889年の日本には、大日本帝国憲法が公布されていた。 はず...... 第一条,大学生以上の男性王族者は、国王になる権利を与える。 第二条,国王は原則として10人程度子孫を残さなくてはならない。浮気など、もってのほかである。 第三条,王妃は国民投票で行われる。当選条件は、容姿、経歴とする。特別な場合以外、拒否は不可能である。 ―――――――――幻世2100年、 『ダルメシアリン憲法』が公布され... ―・。*―・。*―・。*―・。*―・。*―・。*―・。 期待の新人ファッションモデル 篠原　音乃[Shinohara otono] × 国王になる運命が決められている 栗花落　龍之介[Tsuyuri ryunosuke] ―・。*―・。*―・。*―・。*―・。*―・。*―・。 パスワードを忘れたので、新規で再開しました！ ↓ チェりん 前のファン様、戻ってきてくださーい(笑) 只今更新中です！ 更新頑張ってます！ ぜひぜひ、読者登録お願いします(・)/ 2013/04/27　～

｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡ 「初めまして、アルフレッド様」 そう言って優雅にお辞儀して見せたのは、先程隣国から届けられた“檻”に繋がれていた隣国の第二王女と名乗る女だった。 「隣国にはミレイという王女が1人だけいると記憶していたが？」 「うん。私はその双子の妹。怪我をした双子の姉に代わって、1ヶ月あなたの妃をつとめます。妃の演技も公務もどんと来いだけど…夜のお相手は勘弁してね。よろしく、国王陛下」 そういって悪戯っぽく微笑む女の顔は誰もが認めるほどに美しかったー。 *:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:* これは第一王女である双子の姉の代わりに嫁がされた妹と、嫁に振り回されることになる国王陛下の話。