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【プロット】変わり者の将軍は男装姫を娶る

総文字数/2,003

ファンタジー2ページ

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白蓮国の大将軍である蔡李翔は戦功をたてた褒美として、公主を娶ることになる。しかし、その公主というのが、冷宮送りにされた元皇貴妃の廃妃呉氏の娘で彩慶公主だった。他の公主は平民出身の李翔の元へ嫁ぐことを嫌がったからだ。騙された気持ちになりながらも、彩慶公主の降嫁を渋々了承する李翔だった。 ついに彩慶公主が李翔の元に花嫁としてやってくる日がきた。赤に金糸で刺繍された花嫁衣裳に身を包み、ベールを被った公主の顔は分からない。しかし、ベールをとった公主の顔を見て李翔は驚く。自分の副将である黄彩にそっくりだったからだ。 驚愕しながらもいざ床入りという段階になって、突然暗殺者が襲ってくる。李翔は忍ばせていた短刀で暗殺者と対峙するも逃げられそうになる。しかし、暗殺者は逃げる寸前、矢で射られた。矢を放ったのは彩慶公主だった。さらに公主の元に鷹が舞い降りるのを見て李翔は確信する。公主は黄彩と同一人物だと。鷹は黄彩が飼いならした白耀という鷹だったからだ。彩慶もそれを認めた。 なぜ男装をしてまで従軍していたかを語る彩慶。 彩慶の母は冤罪で廃妃にされたという。陥れたのは呉氏を憎んでいた朱徳妃とその兄朱石燕。石燕にとって呉氏の実家である呉家は政敵だった。 母を陥れた石燕と朱徳妃を許せない彩慶は極秘に彼らの罪を暴くことにした。 しかし、公主という身分は彩慶にとって邪魔だ。返上して動くつもりだったが、父帝は認めなかった。仕方なく身分を隠して男装し従軍したのだ。武を磨くためと情報を集めるには軍に身を置くことは最適だったからだ。 李翔はふと友である白蓮皇国の若き丞相高瑠信が石燕は敵国である紫桜国と通じている疑いがあることを聞いていた。 これも何かの縁と彩慶に協力をすることにしたのだった。 石燕は彩慶が公主として戻ってきたうえ、李翔に嫁いだことを聞き、執拗に狙ってくる。だが、なかなか尻尾を出さない。 丞相である瑠信とも力を合わせて、ついに石燕が敵国と通じている証拠を見つけ出す。 皇帝の御前で石燕を断罪し、失脚させることに成功した。それに伴い、朱徳妃も後宮から追放される。 呉氏は皇貴妃に復位し、後男子を生み皇后となる。 彩慶は李翔と真の夫婦として結ばれた。
【プロット】日の光に風は舞う
霧内杳/著

総文字数/2,371

ファンタジー2ページ

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世界には国龍と、それに仕える土地神で下龍の蛟がいる。国龍は王の血族にその身を預け、国を治める。国龍を継承するものは二十歳までに番と契りを結ばなければ、その権利を剥奪される。 愛鈴は早くに両親を亡くし、森の奥でひとり機を織って暮らしていた。ほとんどの人間が黒髪のこの地で愛鈴の金髪は珍しく、目立つのが嫌なのもある。その日、愛鈴は結婚の約束をしている蛟の蒼蛟を訪れた帰り、行き倒れていた男、威龍を拾う。威龍は気づくなり、愛鈴に求婚してきた。「極限状態で出会う、日の光のような女」が番だと威龍は託宣を受けたらしい。確かに自分は金髪だが、ただそれだけ。鈍くさい自分は蒼蛟のような人外でなければ、好かれようはずがない。戸惑う愛鈴をよそに、承知してくれるまでは帰れないと威龍は家に居座った。愛鈴は貧しく、困っていたら威龍は目の前に大金を積んで見せた。行き倒れるような男がこんな大金を持っているのは不気味で仕方ないが、気の弱い愛鈴は出て行けと言えない。蒼蛟は龍だというのに威龍にライバル心を燃やしていて、愛鈴には理解できない。あとで威龍は国龍の継承者だと知り納得すると同時に、そんな彼が自分に執着する理由がわからない。いままで二束三文で買い叩かれていた織物は実は上品で、威龍からもっと自信を持てと言われる。その日から背筋を伸ばすように心がけた。ほんの少し視線が上がっただけで、世界が違って見えて気持ちが明るくなった。蒼蛟との結婚に向けて花嫁衣装を作りながら、永遠にできなければいいと願っている自分に気づく。街に買い出しへ行った際、女性と親しげな威龍を見て惨めになった。自分にはあんなに綺麗な黒髪はない。威龍に釣り合うのは金髪の自分ではなく、黒髪の美しい姫だ。威龍への気持ちを断ち切りたくて、愛鈴は蒼蛟へ結婚の前倒しを頼む。婚礼が早まったことを知り、愛鈴は威龍から無理矢理関係を結ぼうとされるが、純血を失って蒼蛟とも威龍とも結婚できなくなっても、威龍の気が済むならいいと思った。けれど威龍はなにもしないまま出ていく。すぐに嵐になり威龍が心配になって探しに行くと、蒼蛟の制御しきれなかった濁流が愛鈴に押し寄せてきた。死を覚悟した愛鈴だったが、威龍と蒼蛟の龍の力によって助けられる。助かった愛鈴は威龍の胸に好きだと飛び込んでいた。蒼蛟は花嫁の父親の気分だと愛鈴を送り出してくれた。愛鈴はこの国初の、金髪の番となった。
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マノンは小国の王子の妃。王子にみそめられ新妻となった彼女は、人々から『まるでおとぎ話の主人公のようだ』と思われている。(マノンの住む世界は昔のヨーロッパのような外観の、架空の国)マノンの夫である王子もまた『おとぎ話からでてきたような、王子らしい王子』と思われている。 はたからみれば幸運なマノンだが、彼女は外国語の勉強が非常に不得意。ある日、『妃殿下にはもっと外国語の能力をみがいていただかないと……』と、特別カリキュラムが組まれることに。 この世界は、いわゆる『ゲームの世界』とはちがうのだが、数十年に一度、異なる世界から人間が転移してくることがある(異なる世界……現代日本)。 以前、異なる世界から転移してきた人間によって、スマホやノートパソコンといったものが持ち込まれ、複製品も普及していた。 その中には『外国語習得が苦手な者にも、魅力的なストーリーとキャラクターで楽しみながら学習を進めることができる、語学レッスンゲーム』も含まれていた。 マノンは、美麗画像とフルボイスの語学レッスンゲームで外国語の勉強をすることになった。 この世界には、複製されたコンピューターゲームがすでに十年以上前から存在しているとはいえ、マノンの実家は没落していて色々大変だったこともあり、彼女は今までコンピューターゲームの類をやったことがない。 学習意欲に燃えるマノンだったが、結果として――彼女はそのゲームの世界観(ファンタジーゲームの定番の、魔王や勇者、剣と魔法の設定)に夢中になる。 これといった目新しさはない、王道の設定も今までゲームにふれてこなかったマノンには刺激が強すぎた。 このゲームにハマったマノンは、人が変わったように、外国語をどんどん覚えていく。 教育係に「今日からは他のプレイヤーとも交流していきましょう」と提案されたマノンはプレイヤーの一人である少年と仲よくなる。時折大人びた雰囲気をみせる少年にマノンはドキリ。自分の心にとまどう。 悩みがあるなら聞くという少年にマノンは「完璧すぎる男性と結婚して、彼をすきなのに不安」と答える。 少年は「僕は完璧な存在なんかじゃないよ」と言う。 ともに冒険していた少年は、素性を隠しゲームに参加していたマノンの夫だった。 マノンと王子は二人で力をあわせ全問題を解き、ゲームをクリア。ゲームを終了した二人は相手を想う気持ちを打ちあけあう。
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彩織は会社をクビになったその日、片思いの男が自分の悪口を言っている場面に遭遇する。全部、暗く冴えない自分が悪いのだと落ち込みつつ電車を待っていたら酔っ払いにぶつかられ、ホームから転落した。運のない人生だったと目を開けたらそこは、近世ヨーロッパ風の知らない世界だった。周りの人間がなにか言っているのかわからない。困っていたら娼館の主に拾われた。言葉も通じず下働きとしても無能な上に、この世界では不吉とされている黒髪黒目で買い手もつかずに厄介者扱いをされていたが、物珍しさから王弟のランツに買われる。強引に彼から初キスを奪われた瞬間、言葉がわかるようになった。王族のみが使える魔力のおかげらしい。なぜか処女かと訊かれ、肯定したら離宮へ連れて帰られた。彩織を絶世の美女に仕立て上げ、兄王に献上するのだという。兄王の圧政で国民は苦しんでおり、彩織に夢中になった隙に政治の実権を握り、国を乗っ取る計画らしい。私にみたいな女にそんなことができるはずがないと言うが、ランツは俺の目に狂いはないと自信満々だ。翌日から言葉や習慣などの手ほどきを受けた。上手くできなかったらどうしようと緊張で失敗ばかりの彩織にランツは怒るどころか、落ち着いてゆっくりやればいいと根気強く教えてくれた。さらにはどんな小さなことでも大袈裟なくらい褒めてくれる。現世でも、異世界に来ても私なんてと卑屈になっていた彩織は次第に、自信を取り戻していく。ランツに褒められると嬉しい、ランツに認められたい。彼にとって自分はただの道具だとわかっていながら、気持ちは募っていく。けれど認めてしまえば苦しくなるので必死に否定した。その日、珍しくランツに外へ連れ出された。花畑で、美しく育ったお前を兄に渡さずにすめばいいのに、と抱きしめられ、胸が苦しい。最後の勇気でランツが好きだと伝えたが、彼の答えは献上に日が決まった、だった。翌日、彩織は兄王へと献上された。兄王は一目で彩織の美しさの虜になりその夜、閨へと招かれる。兄王に組みひしがれながら、初めてはランツがよかったなとぼんやりと考えていた。と、周囲が騒がしくなり、ランツたちが踏み込んできて兄王を拘束する。まどろっこしいやり方は性に合わなかった、それよりも彩織を兄王に奪われると思うと我慢ならなかったと唇を奪われる。革命が成功し、新王になったランツの隣では、王妃になった彩織が幸せそうに笑っていた。
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ハルトシュタイン帝国の皇帝ユリウスの娘ユージェニアとして転生した舞音は、誕生してまもなく生命の危機に!? 目が開いたばかりの舞音が最初に見たものは血みどろ姿の青年だった。 どうやら青年は皇帝で舞音の父らしいと周りの人間の会話から分かる。 今まさに父である皇帝に命を刈り取られようとしている舞音の脳裏に突如、映像が視える。 父が女性と男の子を手にかけている映像が……。 『ぎゃあああ~この人女子供を平気で殺してる!?』 「お前、視える能力を持っているな? 皇女は余自ら育てる」 まだ赤子の舞音にそう告げる皇帝だが、何のことかさっぱり分からない舞音はパニック状態だ。 皇帝は舞音に語りかける。 ハルトシュタイン帝国には過去視や未来視ができる『視える能力』、心の声が聴こえる『聴こえる能力』、言葉を現すことによって影響を与える『現す能力』を持つ者がいる。 それらの能力は皇族、皇族に近しい血を持つ者に現れる能力だ。 皇帝ユリウスは聴こえる能力を持っていて、舞音の心を読める。 舞音はユージェニアという名のユリウスの娘で、視える能力を持っていると説明されて、その場で皇太女にされた。 訳が分からないまま、常に皇帝のそばに置かれ教育を施されながら、ユージェニアはすくすくと育っていく。守護聖獣であるヴィルとともに。 ヴィルは狼姿の聖獣だが、その正体はユージェニアの兄の生まれ変わりだった。 6歳の時、友人が欲しいというユージェニアのためにローゼンクランツ公爵家の子息クリストフが招かれた。1歳上のクリストフは話すことができないので、二人は筆談で仲良くなっていった。仲良くなっていくにつれて、次第に互いを意識し合っていく。 ユージェニアが10歳、クリストフが11歳の時に二人の婚約が決まる。 ローゼンクランツ公爵は息子と皇太女の婚約が結ばれたことで、ある企みを思いつく。実はクリストフは『現す能力』の持ち主なのだ。クリストフの能力を使って皇帝を意のままに操り、帝国を自分の思うままにしようと画策する。 しかし、ユージェニアの未来視によってローゼンクランツ公爵の企みは阻止される。 ユリウスが公爵を罠にはめ失脚させる。 娘の願いで公爵は表向き隠居ということで処理される。公爵家は嫡男が継いだ。 ユージェニアが17歳、クリストフが18歳、不機嫌なユリウスの祝福の下、二人は結ばれた。
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人間と竜人の二種族が暮らし、竜王の“全てを視る力”によって平和が保たれているラスタバン王国。 竜星騎士団の紅一点であるジヴルには悩みがあった。 普段は凛々しく振る舞っているが、ジヴルは休日になると友人ロンドベルトの協力の元、可愛くお洒落をして街へ出かける。女性であることを忘れないためにしているのだが、その秘密をドラコと名乗る怪しい男(竜人)に知られてしまったのだ。 「俺はそういうギャップに弱いのだ。ジヴル、私の嫁になってくれ」 「断る!!」 以降、事あるごとにジヴルの前に現れるようになった彼にうんざりしつつも、その度に甘やかされることに戸惑いを隠せない。 いつか聞いてしまった同僚ヴァンの『ジヴルは有り得ない。恋人にするなら女性らしい子』の言葉がジヴルの心を縛りつけていた。 ある日、ドラコから竜王祭に一緒に行こうと誘われる。 『俺のためにお洒落に着飾った君が見たい』 しかしひょんなことからジヴルは彼が竜王ドラコニスであることを知ってしまう。 竜王は代々一定期間中に番(つがい)を見つけなければ、力を失ってしまう。現に力は薄れ始めていた。 それを知ったジヴルは『力を取り戻すために自分を利用していた』と勘違いする。 祭り当日、ロンドベルトと出かけたジヴル。 しかし祭りに乗じて事件が起きる。竜に統治されることをよしとしない一派が行動を起こしたのだ。 事件を鎮めるためジヴルも剣を取る。可憐な美女の剣捌きに誰もが圧倒されるなか、この事件を起こしたのがヴァンと知り、ジヴルは彼と対決する。 しかしピンチに追い込まれ、ウィッグが取れて正体を知られてしまう。 『それは女装のつもりか?』『所詮女は男に勝てない』とヴァンに嘲笑われ斬られる寸前、駆け付けたドラコに助けられる。 『彼女は可憐な一輪の花』『大地に深く根を張り咲いているから彼女は強いのだ』と言うドラコの言葉に励まされ、ジヴルはヴァンに勝利する。 事件が収束に向かう中、民衆の前で『女性が率いる騎士団』を結成することをドラコは宣言する。ジヴルのおかげで近年騎士を目指したいという女性が多いらしい。その騎士団をジヴルに率いて欲しい、そして自分と番い傍にいて欲しいと彼は告白する。 龍王の力が薄れる一定期間とは恋をしているあいだのことだった。 『心から君を愛している』 ジヴルは彼の告白を受け入れ、一年後『華竜騎士団』を率いる竜妃が誕生した。
失恋つづきの少女は神様とかくりよを救う!

総文字数/1,823

ファンタジー2ページ

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時代は大正時代。 稲荷神・弧之善に運命をいたずらされた紫月は、どうしても恋が実らない少女。 告白するよりも前に恋が破れてしまう為、想いを告白すらしたことがない。 ある日、通りすがりの祠に恋が実りますようにと願いを掛けると、見知らぬ青年が現れた。 青年は自分を神だといい、紫月にいきなり土下座した。 神・弧之善は、紫月の魂に惹かれてしまい、紫月の恋路を邪魔してきたのだ。 怒り心頭の紫月に、自分を好きになってくれないかと望む弧之善。 男性とお付き合いをしたことがない紫月は、弧之善とお試しで付き合ってみる。 お試しとはいえ自分の崇拝する弧之善が人間ごときと付き合うのを許せない葉子は紫月に嫌がらせをするが、紫月はその嫌がらせのフォローで逆に弧之善の良いところを知る。 一方、紫月に想いを寄せるあまり、市井の願いを聞けなくなった弧之善は、人々から見放されその信仰心を失わせていた。 信仰心がなければ神として存在できない。 折しも文明開化によって、神あやかしが信じられなくなった世の中で、まずは神あやかし全般が存在することを証明しようと働きかける紫月。 その案に、弧之善の上司である夜御祖が頷く。 弧之善の臣下である煌や瑛、葉子の協力を得て、数々の自然災害の時に神やあやかしが『姿を現して』その災害を阻止、そして新年が開けた初詣のその時に、居るだけ全ての神あやかしが参拝に来ていた大勢の人間にその姿を見せて、実在することを知らしめる。 低級のあやかしが人間に姿を見れるようにするために煌や瑛、それに葉子は変化の為の術具を用意した。 紫月の案が成功し、紫月は夜御祖から「神に仕えるもの=神子」として地位を与えられる。 地区の神々にとっても、ただの人間と神である弧之善との婚姻は認められなかったが、御子となった紫月と弧之善との婚姻は了承できるものだった。 前向きに交際を再開する紫月と弧之善。 蕩けるほど好いてくれる弧之善の愛情に照れくさく、恥ずかしい思いをしつつも、漸く自分を愛してくれる存在が現れて、紫月も弧之善を受け入れ始める。 そんな時に、煌から好意を伝えられて、動揺する紫月。 そして、紫月の困惑を見透かしたように、弧之善は紫月から一歩引く。 それが紫月の弧之善への気持ちを自覚するきっかけとなった。 紫月は初めて男性に告白し、そして弧之善に受け入れられる。 煌は温かく見守ってくれた。
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ユウリ/著

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少年はその日、衝撃を受けた。 その歪な黒い髪、黒い凛とした瞳。整った顔立ちに華奢な肢体。誰もが少女に目を奪われるが、少女の瞳は誰も写してはいない。 その瞳に、自分の姿が写ったならば。 そこから物語が始まるだろうか?
最強フェンシング女子の妹が戦国武将になりまして
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天才フェンシング少女の双子の妹・美樹本 椿(みきもと つばき)と違い、特に抜きん出た能力もない兄の美樹本 柊(みきもと しゅう)は、周りから出来のいい妹に比べられ続け、引きこもってオンラインゲームに打ち込む毎日をおくる。 そんなある日、不仲な双子に奇妙な出来事が起こるーーー。 冬、祖父の葬式で新潟に訪れていた美樹本家族。 神社で双子は喧嘩の末、石段から一緒に落ちてしまう。 目を覚ました二人の視界には見慣れない景色が広がり、あてもなく山中を歩いていると着物に身を包んだ自分たちとそっくりの少年と出会う。 虎千代と名乗る少年と話をすると、どうやら自分たちが戦国時代にタイムスリップしたことを悟る。 虎千代に誘われ彼の世話になっている寺へ向かう道中、野盗に襲われ、身を挺して椿を守った虎千代は息絶える。 のちに虎千代があの上杉謙信だと分かり、椿は虎千代に代わって上杉謙信としての人生を歩むことを決める。 寺の和尚の元で日々修行を受ける椿。 武に関しては文句なし、文に関してはてんでだめ…そんな時、暇を持て余す柊がいとも簡単に戦略を立ててしまう。 意外な能力を発揮した柊も「上杉謙信」という天命を背負うことになる。 日に日に椿への気持ちが変わり始める柊。 同時に元の世界に帰ることを恐れていたある日、突然、柊だけが元の世界に戻ってしまう。 元の世界は以前と変わらず、違うのは椿の存在を誰も覚えていないことだけ。 周りから比べられることもなく、両親の愛も自分だけのもの…嬉しいはずが椿のいない虚無感に何かが違うと気付き、再びタイムスリップする。 その後、少女から女性へと成長する椿は武将たちの注目の的となり色恋沙汰が絶えず、柊もまた、忘れられない恋を経験する。 そして武田信玄が歴史を無視して天下統一を目論む未来人であることを知り、双子の宿敵となる。 現代に戻ることもなく、上杉謙信としての人生をまっとうし、戦国の世で命を落とす双子。 気付くとそこは病院のベッドーー日付も石段から落ちた日と変わらず長い夢を見たと思うことにし、柊と椿は変わらない毎日を過ごす。 ただ変わったことと言えば、柊が学校へ行くようになり兄妹仲も修復されていたことだった。 数年後、椿はフェンシングのユース日本に選ばれ、そこで戦国の世で愛した男に瓜二つの男と出会い、柊もまた、結ばれなかった女性と再会する。
戦人を待つ【プロット】

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小国の乱立する島国には、大勢の「傭兵」……戦いを生業とする雇われ者がいた。 実態は暗殺業者、ケンカ屋、本格的な兵士まで様々。 これは、 諍いの絶えない世の中で、 ふりかかる争い事を斬り伏せて進む 傭兵の少女サヤと、 畑を耕していながら 戦いから逃れられない 青年ヤイバの、 剣戟の物語。 腕利きの傭兵として、数多の戦場を渡り歩くサヤ。 仕事が一段落した時だけ、彼女は山あいの、林に囲まれた小さくて温かい家に帰ってくる。 そこには青年ヤイバが、地道に畑を耕しながら生活していて、いつだって彼女を優しく迎え入れてくれた。 「一緒に畑を見ようよ」 と誘うヤイバに、サヤは応えないまま、再び戦に向かう。 帰ればいつだってヤイバに抱きとめてもらえると、そう信じて疑わなかった。 そんなある日、サヤの同業者の少女、ナギがヤイバの家に現れる。 ナギはサヤに頼まれて、サヤの新しい髪留めをもらいにきたのだ。 戦いについてヤイバが問うと、ナギは答える。 「戦いは終わらない。どちらかが力尽きるまで」 ナギは戦場に舞い戻るが、やがて、荒んだ争いに嫌気が差し、再びヤイバのもとを訪れる。 「その鍬を貸して」 ナギはヤイバの畑を共に耕す農民となった。 一方、サヤには次々と依頼が舞い込み、サヤは何を思うことなく、淡々と仕事をこなし続けていた。 次の依頼は、傭兵タカキの暗殺。 依頼者はタカキの姉だった。 タカキは、気に入らないものを片っ端から斬って捨てる、傭兵とは名ばかりのどうしようもない悪人だった。周囲に迷惑だけをかけて、楽しそうに笑うタカキは、サヤに興味を持ち、サヤの大切なもの……ヤイバを殺そうと試みる。 ヤイバもまた、以前は名の通った傭兵だった。 家を襲撃されてなお、ヤイバはタカキに屈しなかった。 駆けつけたサヤは、温かだった家の惨状を目の当たりにし、ようやく自分の過ちに気が付く。 「私はずっと、甘えて、気付かないふりをしていたんだ。 私はヤイバのために、……ここを守るため、戦わなくてはいけなかったのに」 ナギがサヤの盾となり、サヤはタカキを倒す。 最後の仕事を終え、サヤは、今までたくさんの幸福をくれた温もりを求めて、手を伸ばした。 「ただいま」 「おかえり」
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 昔、聞いたことがある。「人はいつしか夜叉になる」。そうだ。今回、夫にとりついた女はまさしく夜叉だ。其れも凄い気の持ち主だ。一介の主婦が騒いだところでかなうはずなどないのだ。相手が悪すぎる。おとなしい夫は悪い夜叉にすべてもっていかれた。今、主婦の舞子のところに舞い戻ってきた夫は夜叉に全てしゃぶりとられた、一個の抜け殻にすぎない。いっそ思い切ってどぶに捨ててやろうか?舞子はそうもなんども思った。しかし、優しい舞子は手元に置いている。自分だけは夜叉に等はなりたくはないからだ。  だが、ずるく絶対許せないアノ夜叉ヤロウに、一太刀だけでもあびせないと気がすまない。これも叶わぬ望みなのだろうか? 一刻も早く、何も考えず枕をたかくして穏やかに眠れる日々になりたい。それだけが主婦舞子の現在のささやかな願いです。 (全てフィクションです。)
キミとの365日

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読んでいただけると幸いです。 はじめての作品なので失敗等多いと思います お気づきのことがあれば教えてください。
あなたを忘れたくて、忘れたくなくて。

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天降(あもり)の約束
roco.h/著

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お互いに遠いけれど、そんなにたくさんは話せないけれど、でも同じグラウンドで、おんなじ空気を吸ってる。 2人の恋の行方は? 白球と碧空が繋ぐ、高校生純愛小説。
林檎

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子ども列車

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夜になると現れる列車。 この列車に乗れるのは、特別な人だけ。 赤は子ども。 黒は大人。
僕のものに手を出すな
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〖短編〗 ・僕のものに手を出すな《女子目線》 ・僕の彼女は可愛すぎてカッコよすぎる《男子目線》 短いですが、お楽しみください。
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 夫が浮気などをした場合、そりゃー相手の女ではなく、夫を恨み懲らしめるのが筋だとは思いますよ。でもやはり相手の女が憎い。この世にいてほしくない。死んでほしいとかではありません。極端でしたね。それは詳細は、できることなら時間をもどし、夫とその女が絶対めぐりあわないようにしたいと、ただそれだけなのです。平和にね。  しかし、現在この小説の中の主婦は夫と愛人?に死ぬほど苦しめられている。 それで色々なことをして自分がドツボから抜け出そうとしているわけですよ。みっともなくともね。まあ、見ててくださいな。愚かだけど、せつないね。 ネッ、かわいいでしょ?人間てさ。とーても愚かだからさ。 (これはフィクションです)
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