誰もしらない世界
杉浦のいた部屋を出て冷えきった暗い中、側近の男はれいかに電話をかける。

プルルル…
プルルル…

杉浦の用意したマンションでちょうどバスルームから出てきたれいかは慌てて電話をとる。

れいか「もしもし」

側近の男「あ、もしもし。今大丈夫ですか」

れいかは髪をタオルで拭きながら話す。
れいか「今、お風呂からあがったばかりなのよ。3分待って。」

そう言って慌てて体を拭いた。
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