誰もしらない世界
ある日の午後、二人はれいかの住むマンションのエントランスのソファーで計画をねる。

れいか「どうやって二人きりになればいいかしら。」

側近の男「れいかさんが、杉浦さんのとこへ行って杉浦さんを眠らせた隙に、僕が杉浦さんを刺しにいきます。これが一番簡単な方法じゃないですか?」

れいか「そうね…」

そんな風に二人は犯行計画を綿密にたてていた。

そして、犯行当日に、側近の男は杉浦をいつも通り車に乗せ、いつもの場所で杉浦を下ろす。
側近の男は杉浦と別れた後にれいかに電話を入れる。

側近の男「計画通りに今杉浦さんを事務所に下ろしました。あとはれいかさんの言うとおりに睡眠薬を混ぜた飲み物を杉浦さんにのませてください。」

れいか「まかせて。」

そう返事をして、れいかは杉浦に電話をかける。

れいか「もしもし?相談があるから後からそこへ行ってもいい?」
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