吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜
容姿は今と違うけれど...雰囲気がどことなく南雲君に似ていた気がする。
まあ、別人でもいいよ...ね...私には関係ないし、今は何も考えたくない。
血鎌を構え直して私を吸血鬼と言った、南雲君と向かい合わせになる。
遅かれ早かれいつかは気づかれたであろうことだ、
今更隠す必要も無いから正直に話す。
ただ、周りの生徒達には聞かれなくないから...
別の場所に移動しようか。
「ブラッディ・エンド・ザ・ワールド(血の世界)」
呪いの言葉を紡ぎ指をパチンと1回鳴らすと同時に...ぐにゃりと空間が歪み、視界が真っ黒に染まる。
闘技場だった場所が一瞬で様変わりした。
空、地面までもが真っ赤に染まりきった。
辺り一面には沢山の赤い彼岸花が咲いていて、空には赤色の月が怪しく輝いている。