吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜


声を荒らげたまま叫ぶように発言され、私の声が掻き消される



いつもと違う南雲君の口調、態度から察するに...
吸血鬼関連で過去に何かあったのだろう



何をされたのかまでは不明、ただ目的の為にされたことによって、かなりトラウマになっているご様子。



「...目的なんてない。」



「ないはずないだろ...っ!!僕は信じない!」



私の目的を南雲君に打ち明けることは許されない
学園の人間を巻き込むなとお父様に言われてるから



私の目的は″混血種討伐″、それ以上は望まない



...はずだったのに、やっぱり駄目だ。



この学園に来て、短い間でも彼と関わったことにより私は弱くなってしまった。



...人間と関わりたくない、というレッテルが剥がれかけている



彼が″吸血鬼嫌いな時点で希望なんて何も無い″

というのに。



「...仮に私が本当のことを言っても、あなたはきっと信じない。だから...ごめんね?」




目的を打ち明けられないことに対しての謝罪、
もう一つは...これから行う技に対しての謝罪




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