吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜
右腕を空高く上げて全身全霊で吠える、
我が力を今すべてここに捧げることを誓おう
「純血に応えその姿を顕現せよ、神殺ノ血鎗!!」
赤い世界が私の声...呼びかけに同調、振動し右手に血流が集まっていき.....
やがて、それは1本の禍々しい槍の形となり
全長2メートルを超える槍の先部分は、
2枚の刃が交差し合って鋭利に形成される
かつての純血種が混血種を抹殺すべく使用した高潔なる古の武器... 神殺ノ血鎗
顕現した神殺ノ血鎗を南雲君目掛けて投げる
...のだが、槍は南雲君には当たらずに遥か空の先へと姿を消した
『.....どこ目掛けて飛ばしてるんだ?』
球体のこじ開けられた隙間から覗かれた怪しい瞳と共に言葉が嘆かれる
『ふっ.....今度は君がタイムリミットみたいだよ?』
次の瞬間、時もう既に遅し.....球体から南雲君の姿をした違う誰かが姿を現したのだった___
魅音 side end