吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜


「人間性でも力面でも私の方が圧倒的にバケモノだっていうのにね...南雲君はバケモノなんかじゃない。人間だよ。」



『...俺という存在に対しても同じことが言えるの?』



「言えるよ。あなたが吸血鬼だとしても南雲君であることに変わりないから。同じ人間。
それに南雲君を大切にしているのがわかったから.....
最初から南雲君を守るために戦っていたんだよね?」



そう言うと彼は私から視線を逸らして不機嫌そうな表情になってしまう。




あれ何か不味いこと言ってしまったのかな、と思っていると




『...俺は優が大切だ』



「...うん」



『優のこと常に守っていたいのに、俺は自分が表人格の間しか行動出来ないから、力になってやれない。悔しいんだ。
ずっと内側から見ていることしか叶わない。』



「.....うん、でも力になってやれてないっていうのは違うと思う。だって......」




私は地面にしゃがみこみ神殺ノ血槍を消滅させ、南雲君に手を差し伸べる。




「南雲君、泣いてくれてるよ。」



えっ...と発せられた声と同時に彼が自分の目元に手をやる。



そこでやっと自分が泣いてることに気がついたみたいで
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