吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜
『これは...俺の涙じゃない』
「うん...あなたじゃない、南雲君の涙だよ」
『...いつから優も表人格にいるって、気がついてた?』
それは...多分、南雲君があの球体から出てきた時
全身が血濡れている中見えた南雲君の顔.....
片目に付いていた眼帯が外れて両目が見えて
左目が黄金色、右目が赤色のオッドアイになっていたのに気がついた。でもそれだけではなくて...南雲君のオーラが半分ずつ違った雰囲気だったから
半分は私が今まで戦っていた南雲君、もう半分は私が知らない南雲君で
今この瞬間まで気のせいかと思っていたけど、もう一人の南雲君も表人格にいた。
うわ...それならさっきの衝動が抑えらないで無意識に首を__の部分も聞かれていた...よね。
「.....っ~~!!な、南雲君!!!」
『な、なんだ...?』
「オッドアイの瞳も髪色も猫みたいでとっても綺麗だから!!もっと自分に自信もって...!」
これは羞恥心を紛らわすためと純粋に二人の南雲君に言葉を届けたくて言ったけど...
もっと言葉考えてから言った方が良かった...?
南雲君がまるで石みたいに固まってるから、大丈夫と声をかける