彩りを吐いて君はゆくのレビュー一覧
5.0
たった5頁の中で描かれる一つの恋の誕生から終焉まで。
作品内の感情の表現が目に浮かぶ程色鮮やかなのと同じ様に、必要最低限の言葉で二人の変わっていく様を表現する描写もとても鮮やか。
結果的にお互いを傷つける事になったけれど、かけがえのない恋だった。時間が経てばきっとそう言えるようになる、切ないけれどどこか温もりを感じる恋人達の物語。
嫉妬にも似た対抗心と、純粋に「ああ、これ好きだわ」という思いが折り重なって、激しく僕の創作意欲を駆り立てました。 短編です。 行間を読ませる技術がずば抜けて好みです。 「私」はなぜキャンバスに白を塗り続けていたのか。それは「純白」の白か、「光」の白か、あるいは「死」の白か。 それぞれの白をイメージして読めば、そのたびに違う景色を見せてくれる。 儚くて切なくて淡くて、なのにとても力強い作品だと感じました。
嫉妬にも似た対抗心と、純粋に「ああ、これ好きだわ」という思いが折り重なって、激しく僕の創作意欲を駆り立てました。
短編です。
行間を読ませる技術がずば抜けて好みです。
「私」はなぜキャンバスに白を塗り続けていたのか。それは「純白」の白か、「光」の白か、あるいは「死」の白か。
それぞれの白をイメージして読めば、そのたびに違う景色を見せてくれる。
儚くて切なくて淡くて、なのにとても力強い作品だと感じました。
短い文章の中にある、美しさを感じました。
内容の濃い、多くを語らない文章力。圧巻という言葉が最適だと思いました。
先輩から、たくさんの色をもらい、愛や悲しみや切なさ嬉しさ…たくさんの感情をもらうことができたのだと思います。先輩がくれた鮮やかな色彩の中から、白を懐かしむ無情な自分をどうか許さないで欲しいと、季節が巡り、淡い恋もどんどん記憶の中から薄れて行くのにも関わらず、何気無い日常を忘れない、人間としての美徳を感じました。
多くの人にこの作品を読んでいただきたいと思った作品でした。
惚れました。 あまりに美しくて、どうしようもないくらいに心惹かれてしまいました。 こんなに短いお話で、こんなに感動したのは初めてです。 だから読み終えて真っ先にレビューを!と思ったんですが、他の方々のレビューが完璧すぎてもう言葉が出ません(笑 色の使い方が非常に巧みで、表現が本当に綺麗。 「淡い」というか、「色鮮やかで、それでいてどこまでも透明」というか。そんな印象を持ちました。 本当に感動しました。これが文才か、と。 拙いレビューでごめんなさい。 素敵な作品をありがとうございました。
惚れました。
あまりに美しくて、どうしようもないくらいに心惹かれてしまいました。
こんなに短いお話で、こんなに感動したのは初めてです。
だから読み終えて真っ先にレビューを!と思ったんですが、他の方々のレビューが完璧すぎてもう言葉が出ません(笑
色の使い方が非常に巧みで、表現が本当に綺麗。
「淡い」というか、「色鮮やかで、それでいてどこまでも透明」というか。そんな印象を持ちました。
本当に感動しました。これが文才か、と。
拙いレビューでごめんなさい。
素敵な作品をありがとうございました。
作者様の作品はいつもセピア色のフランス映画のように脳内に再現される。悲しいのになにか満ち足りていて、そして永遠にたどり着かない。その永遠は作品の中の今という溺れる時間に塗りつぶされて、目をかすめるだけにとどまる。だがそのたどり着かないものに知らないうちに胸を締め付けられていることに気づく。
この白から始まり色彩に充ち、そして白も失って無になる物語は、若さという愚かさを極めて隠喩的に表している。他の物語もその愚かさに満ちているが、作者様はその愚かさを透明で仄暗い絵のような美しさの中に再現する。人が人生を悔いて歯ぎしりするようなそれを“それでいい”とその囁きは言う。フランス映画のモノローグのように。この短編は誰でも思い当たるその思い出の中に魔法のように引き戻させる。その魔法とディテールが噛み合った完成度の高い作品と言える。
無色な彼女に色を与えたのは彼で、 カラフルな彼女から色を奪ったのも彼。 ほんの短い文章の中で、 深く切ない想いが立ち込められています。 オレンジは笑顔、青は涙 黒は怒り、ピンクは恋 赤は精一杯の愛情 たくさんの色で想いを描いた とても感動させられる作品。 私は大好きです。
無色な彼女に色を与えたのは彼で、
カラフルな彼女から色を奪ったのも彼。
ほんの短い文章の中で、
深く切ない想いが立ち込められています。
オレンジは笑顔、青は涙
黒は怒り、ピンクは恋
赤は精一杯の愛情
たくさんの色で想いを描いた
とても感動させられる作品。
私は大好きです。
これは、よくある悲恋の感情を色で現した美しい話。
詩のような文章の一つ一つが美しくて、どうしようもなく切なくなります。
真っ白な彼女を彩ったのは先輩でした。
彼女が鮮やかな色に手がのびなかったのは、きっと色を感じることができなかったから。
それを変えたのは先輩で、先輩のおかげで彼女は多くを得て多くを失いました。
きっと読み手によって、この作品に対する気持ちは変わると思います。
多くを語らないから残る余韻。
それがなんだか切ない、とても美しい作品です。
短い文章の中で繰り広げられる、先輩への思いの表現力がとても素晴らしく、そして、色で表現する分かりやすさと切なさがただただ素敵だと思いました。
皆様も、是非色の世界を体感してみてはいかがでしょうか?
大変勉強になりました。