いと。
「そんな……!じゃあ、あの子は……!」
父に聞いた全てを話すと、眞城社長は次第に青ざめていき、その拳は震えた。
「間違いなく、あなたの娘さんだそうです。眞城社長。
疑うなら調べればいいと。父はそう言っていました。」
「……………なんてことだ!本当に…!?
…じゃあ私は、何の罪もないどころか愛するべき娘を………25年も苦しめて…憎んで……っ!」
「……………総一郎さん………!」
ふたりは、膝を落とし……泣いていた。
「…申し訳ありません。父が…したことは許されることではありません。
お二人にも……彼女にも、どう償うべきか…。」
いたたまれなかった。
愛は自分につけられた名前を『呪いのよう』と言っていた。
いかに愛されることなく嫌われ、憎まれてきたかも。
娘をどんな風に扱ってきたのか……その罪悪感は計り知れない。
それが今更『間違いだった』では済むわけがない。その男の息子ともなれば、オレだってただでは済まないだろう。
『二度と近づくな』と言われたって仕方がないんだ。
あらゆる非難や罵声を覚悟した。
でも………
「…………曜さん…、お願い。
愛を………探して…………!」
オレに向けられたのは、非難ではなかった。