いと。

「ありがとうございました。」

「ええ。また4週間後ね。お大事に。」

馴染みの看護婦さんに挨拶をして病院を出る。

「バス…は、40分後か。」

本数の少ないバスでの移動も慣れた。

ここは……時間がゆったりと流れていて私のようにポンコツの身体を引きずっていても置いて行かれることがない気がして少し安心する。

「………っ。さむ…。冷えちゃうよ。」

この寒さはちょっと身に染みて辛いけれど。


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