いと。

「そう…でしたか。」

湖畔にするりと車が止まり、砂浜が見えると女将は厳しい目つきをオレに向けた。

「めぐちゃんは全てひとりで背負って生きていくつもりだったの。

そのためにどんな想いを飲み込んで来たのか…。

迎えに来た以上は間違いなく連れて帰るのよ。めぐちゃんを…幸せにして。」

「……はい。」


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