いと。
マンションに帰り着いたのは夕方だった。
「ただいまー。…あれ?なんか部屋の雰囲気が。」
リビングの扉を開けると、そこに広がっていたのは以前の黒をベースにしたシンプルな部屋ではなく、白いソファや白いチェストが置かれたとても爽やかな部屋だった。
「あー、亨が選んだんだろ?もしくはその恋人たちの誰か。」
「誰かって………。」
とんでもないことをサラリと言い流して2人分の荷物をその手から離すと、曜は自室へと向かった。
「本命が誰かは知らない。向こうにもいたし日本にも…っと、まぁいいや。
……うわっ!?」
「……?」