新社会人の私と不機嫌な若頭
お風呂を早々に済ませる
涼介さん、寝ちゃったかな?
あんなこと言っときながら
私……緊張してる
リビングには……いない。
書斎……にもいない
なら寝室。もう寝ちゃったね
時刻は夜中の3時
お店の手伝いをしてきたから
いつもより寝る時間が遅い
……あ、明日休みか。
休みも忘れているのかと呆れちゃう
寝室に戻れば
ベットにうつぶせに寝っころがり
ベットの明かりで本を読んでいる
その姿が……かっこいい
「ん、上がったか」
『……うん』
そう言って私はベットへ入る
涼介さんはまた本に目を通していた
それがなんとなく寂しいとも思う
……これが喧嘩の原因
私が言いたいこと言わないで溜め込んだから。けど恥ずかしい……なら……
そう思い私は涼介さんに身体をくっつけた
「ん?どうした?」
そう言って涼介さんの手が私の頬に触れる
「……くっつきたいの」
そう言うと本から私に視線を移す