チョコレートプリンス*きみだけをずっと*



「これで俺がこの学園で一番の魔法使いだ。



俺より強い魔法使いも菓子作りもいないんだ。



翔斗は死んだ。



全部俺の思った通りだ!」



尚くんは両手を上げて、杖を振った。



それと同時に天に向かって緑の光がバチバチと射した。



あたしはすぐに翔斗のもとに駆け寄って、彼の体を揺すりながら何度も『翔斗!翔斗!』と呼んだ。



だけど名前を呼んでも、呼んでも目を開いてくれることも、返事をしてくれることもなくて。



あたしの目からは大粒の涙が溢れてきた。



「翔斗!目を開けてよ!



……っ、ぐすっ、こんなあたしだけ守ってもらっても翔斗がいてくれないとしょうがないじゃん……。



ねぇ、『何があっても死んだりしないで』って言ったのに!なんでよーいやああぁあ」



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