チョコレートプリンス*きみだけをずっと*



「“フォール クヴリール”」



「尚、お前にはそれ以上何もさせない!」



どこからか急いで走ってくる足音がした。



その瞬間、あたしに杖を向けていた尚くんは『チッ』と舌打ちをした。



そしてあたし自身はここ最近、翔斗にかけてもらってた他人からの魔法を防ぐ覆いの魔法を苺子ちゃんがかけてくれた。



「どうやってきた?ここには3人しか入れないように結界を張っておいたはずだ」



急にあたふたしながら慌て出した尚くん。



「未桜ちゃん、大丈夫?怖かったよね!!もっと早く来れなくてごめんね!」




苺子ちゃんは翔斗のところに来て『応急処置しかここではできないけど』と言いながら何か魔法をかけていた。



そして何かに気づいた苺子ちゃんは『あっ……』と声を上げていた。



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