チョコレートプリンス*きみだけをずっと*
「尚くん……」
「そんな同情の目で見んなよ!それが一番嫌いなんだよ!
口を開けばみんなして翔斗!翔斗!翔斗!
称賛されるのはアイツで、俺はいつも同情されるだけ。
そのうえ一番を取らないと、この学園を退学しなければならないのに結果はいつになってもついてこない!
努力をしても、すべて無駄になる。
なのにアイツは何やっても上手くいって、俺の努力をも踏みにじって1番を取る。
俺はこれ以上何をすれば、アイツに勝てるんだよ!」
―ガッシャーン!
尚くんは盾やメダルやカップが入ったガラスケースを思いっきり床に向かって倒した。