遠い昔からの物語

中尉が(ふんどし)を外した。

わたしは、見ちゃいけん、と思ってすぐに目を逸らした。

わたしの太腿が、中尉の大きな手によって、ぐっと持ち上げられて引き寄せられる。

と同時に、左右に開かれたわたしの脚の間に、中尉が入ってくる。

わたしは息を詰め、ぎゅっと目を閉じ、身を固くした。

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