クールな御曹司の蜜愛ジェラシー
「これ……」
そこには猫をモチーフにしたホワイトゴールドのネックレスが入っていた。小さな猫が座っている体勢でしっぽの先にはきらりとピンク色の石が輝いている。なんとも愛らしい。
「可愛い」
つい素直な感想が声になる。けれど慌てて気を引き締め直した。
「それはよかった。優姫がこういうの好きそうだなって思ったから」
「え、でもどうしたの? なにかあった?」
誕生日はまだ先だし、理由もなく簡単にあげていいような代物ではないことくらいは、普段アクセサリーをつけない私でさえもわかる。なにより、彼にこんなものをもらういわれはないのに。
「理由はない。あげたいと思ったからあげただけだよ」
私の考えを見越してか、彼がはっきりと告げた。だから私は次の言葉を言うかどうかしばし迷う。
「……でも、私にはきっと似合わない」
「似合うよ」
即座に放たれた言葉に、逆に私が面食らう。そんなわけない。このペンダントはどう考えたって私には可愛すぎるし、私の雰囲気にも普段のスタイルからしても似合わない。
今日のコーディネートも、青のストライプのブラウスにジーンズと夏らしいが、可愛らしさはほぼない。ブラウスの袖口が微妙にフリルがあしらわれているところで、私にとっては十分な冒険だった。
「とりあえず、つけてみてよ」
幹弥の言葉を受け、私は改めて箱に収まっているネックレスに目をやる。つい笑みが零れそうになるくらい可愛いデザインだ。本当にナイトみたい。
そこには猫をモチーフにしたホワイトゴールドのネックレスが入っていた。小さな猫が座っている体勢でしっぽの先にはきらりとピンク色の石が輝いている。なんとも愛らしい。
「可愛い」
つい素直な感想が声になる。けれど慌てて気を引き締め直した。
「それはよかった。優姫がこういうの好きそうだなって思ったから」
「え、でもどうしたの? なにかあった?」
誕生日はまだ先だし、理由もなく簡単にあげていいような代物ではないことくらいは、普段アクセサリーをつけない私でさえもわかる。なにより、彼にこんなものをもらういわれはないのに。
「理由はない。あげたいと思ったからあげただけだよ」
私の考えを見越してか、彼がはっきりと告げた。だから私は次の言葉を言うかどうかしばし迷う。
「……でも、私にはきっと似合わない」
「似合うよ」
即座に放たれた言葉に、逆に私が面食らう。そんなわけない。このペンダントはどう考えたって私には可愛すぎるし、私の雰囲気にも普段のスタイルからしても似合わない。
今日のコーディネートも、青のストライプのブラウスにジーンズと夏らしいが、可愛らしさはほぼない。ブラウスの袖口が微妙にフリルがあしらわれているところで、私にとっては十分な冒険だった。
「とりあえず、つけてみてよ」
幹弥の言葉を受け、私は改めて箱に収まっているネックレスに目をやる。つい笑みが零れそうになるくらい可愛いデザインだ。本当にナイトみたい。