クローゼットに飛び込んだら、そこはイケメン天国(パラダイス)~これってもしやシンデレラストーリー!?
*
「さらば~、モルドよ~!」
出航して、港がどんどん小さくなるに連れ、ジョナサンさんはえらく楽しそうだった。
甲板で叫びながら、飛び跳ねたり踊ったり。
それを見てたら、私もなんだか踊りたくなって来たけど、アルバートさんたちは冷ややかな目をしてたから、一緒に踊るのはやめておいた。
「夕食は、私の部屋で摂ることにしょう。」
「はい。」
今度は、4人部屋だ。
私とネイサンさんとジョナサンさんと、知らないおじさん。
知らないおじさんがちょっと気にはなるけど、まぁ、大部屋よりはまだマシかな。
「は~…ついにファーリンドに戻るんだな…」
ジョナサンさんは、ベッドに寝転び、大きく腕を伸ばした。
「やけに嬉しそうだな。」
「そう見えるか?」
「あぁ……」
ジョナサンさんは、確かに本当に嬉しそう。
顔がずっと綻んでるよ。
そんなにファーリンドに戻るのが嬉しいのかな?
その反面、アルバートさんたちは、あまり嬉しそうじゃない。
この先のことを考えたら、気持ちが晴れないのも当然だけど…
「カンナ…今回は酔いは大丈夫そうか?」
「はい、朝、薬も飲んでますし、大丈夫そうです。」
「それは良かった。
もし、具合が悪くなったらすぐに言うんだぞ。」
「はい。」
「さらば~、モルドよ~!」
出航して、港がどんどん小さくなるに連れ、ジョナサンさんはえらく楽しそうだった。
甲板で叫びながら、飛び跳ねたり踊ったり。
それを見てたら、私もなんだか踊りたくなって来たけど、アルバートさんたちは冷ややかな目をしてたから、一緒に踊るのはやめておいた。
「夕食は、私の部屋で摂ることにしょう。」
「はい。」
今度は、4人部屋だ。
私とネイサンさんとジョナサンさんと、知らないおじさん。
知らないおじさんがちょっと気にはなるけど、まぁ、大部屋よりはまだマシかな。
「は~…ついにファーリンドに戻るんだな…」
ジョナサンさんは、ベッドに寝転び、大きく腕を伸ばした。
「やけに嬉しそうだな。」
「そう見えるか?」
「あぁ……」
ジョナサンさんは、確かに本当に嬉しそう。
顔がずっと綻んでるよ。
そんなにファーリンドに戻るのが嬉しいのかな?
その反面、アルバートさんたちは、あまり嬉しそうじゃない。
この先のことを考えたら、気持ちが晴れないのも当然だけど…
「カンナ…今回は酔いは大丈夫そうか?」
「はい、朝、薬も飲んでますし、大丈夫そうです。」
「それは良かった。
もし、具合が悪くなったらすぐに言うんだぞ。」
「はい。」